インフルエンザのワクチンについて

●ワクチンの効果
@インフルエンザの重症化防止に一定の効果はありますが、完全に感染や発症を防ぐものではありません。
A予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかります。また、効果が持続する期間は約5か月間とされています。予防接種の効果を高めるために、インフルエンザが流行する前の12月中旬ごろまでに受けることをお勧めします。

●接種回数と接種間隔
@6か月以上13歳未満は2回接種
A13歳以上は1回接種
*2回接種する場合は1回目接種後2〜4週の間に2回目を接種します。免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましいとされています。

●ワクチン接種後の副反応
@予防接種の注射部位が、赤みを帯びたり、熱をもったり、はれたり、痛んだりすることがあります。また、じんましんや熱が出たり、寒気、全身のだるさなどがみられることがありますが、通常2〜3日のうちに治まります。
Aまれにアナフィラキシー(※)などの重い副反応があらわれることがあります。
※アナフィラキシー・・・全身のじんましんや、呼吸困難、血圧低下などの激しいアレルギー症状
B予防接種が原因で入院が必要なほど重大な健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品副作用被害救済制度」により救済されます。

●予防接種を受けるときに医師と相談が必要な方
@心臓血管系疾患、腎臓疾患・肝臓疾患・血液疾患・発育障害等の基礎疾患がある。
A今までにけいれんを起こしたことのある。
B過去に免疫不全の診断を受けている、および近親者に先天性免疫不全症の方がいる。
Cインフルエンザワクチンの成分に対して、アレルギーが現れるおそれがある。
D間質性肺炎・気管支ぜんそく等の呼吸器系疾患がある。

●予防接種を受けられない方
@明らかに発熱のある方(一般に、体温が37.5度以上の場合)
A重篤な疾患にかかっている方:急性の病気で治療中の方は、医師にご相談ください。
B今までに、予防接種を受けた後、アナフィラキシーを起こしたことがある。
Cインフルエンザ予防接種を受けた後2日以内に、発熱、全身性の発疹やじんましん等のアレルギー症を疑う症状が出たことがある。
D医師が不適当と判断した場合。

●接種後の注意
@予防接種受けた後30分間は、アナフィラキシーショックが起こることがあります。医療機関とすぐ連絡が取れるようにしておいてください。
A注射部位は清潔に保ち、もんだり、こすったりしないでください。
B予防接種をした当日は、いつもの通りの生活をしても結構です。入浴も差し支えありません。
C激しい運動や大量の飲酒は、予防接種後24時間は避けてください。
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